2023-01-01から1年間の記事一覧

◆◇◆ 薬品7 ◆◇◆

同時にアルコールを飲むこと アルコールを同時に飲むことは必須条件である。中枢神経に作用する薬には相乗効果があるし、どの薬に対しても溶解速度を速め併用した時の効果は50%アップするともいわれている。飲み物はアルコール以外にも十分に用意して多い方…

◆◇◆ 薬品6 ◆◇◆

最後の晩餐に気をつける 注射には抵抗があり、あくまでも飲んで死にたい人は胃の状態を整えておくことがまず必要になってくる。薬をより早く吸収し効果的に急性中毒を起こすたっめには、胃の中に食物が残っていてはいけない。ただし空腹すぎると必要以上に過…

◆◇◆ 薬品5 ◆◇◆

ーーーーーーーーーー静脈に注射 まず、吐き戻さないためのいろいろな対策がある。 いちばん手っ取り早いのは、薬をアルミホイルなどに乗せて火で炙って溶かすか、熱湯で溶かして水溶液にして、注射器で静脈に注射する方法である。これなら当然吐くことはな…

◆◇◆ 薬品4 ◆◇◆

ハルシオンでは死ねない その他の注意としては、薬は必ず致死量を知ったうえで飲むことである。死ねそうな薬はいくらでもある。例えばメジャーな睡眠薬として有名なハルシオン。すぐに眠気がやってきたり、飲んだあとの記憶を失ったりするので、いかにも危な…

◆◇◆ 薬品3 ◆◇◆

━━━━ 吐くか、死ぬか いちばん避けなければいけないものが、飲んだ薬を吐き戻してしまうことである。 薬で死ぬということは、言い換えれば急性薬物中毒にかかることである。酒を飲む時を想像してみるといい。もちろんアルコールで死ねないこともない。時折り…

◆◇◆ 薬品2 ◆◇◆

さて、ここで問題になってくるのが”致死量”というものである。当文章で薬を飲む量の基準にしたものはさまざまな文献に記載されている各薬の致死量であるが、これが文献によってまちまちだったり、大きな差があったりするのだ。 また致死量は各人の体格や薬品…

◆◇◆ 薬品1 ◆◇◆

赤、緑、黄色、机の上に散らばったカプセルや錠剤。あるいは積み上げられた粉末。 これらを少しずつ飲み干していくうちに眠ってしまい、二度と目を覚まさない。 安らかな睡眠の延長線上にある死。これが最も理想的な自殺の手段である。 そしてこれは薬によっ…

■▢■ 黄昏に消えゆく道 ■▢■

━ 序章 ━ 編集 1993年1冊の本が出版された。 『完全自殺マニュアル』鶴見済氏著 自殺の方法や難易度、凡例などを淡々と、時にはシニカルに書き連ねた一冊である。 私は自殺には全く興味はなかったが、著者の文調や様々な方法などに興味をつられて購入した。…